どうもボクです\(^o^)/
さて、たまにはちゃんとFXの話でもしようかと。
FXを始めるとまず最初に耳目にするであろうダウ理論。
「ダウ理論」って聞いたことあるけど、本当に理解できていますか?
今日は、ダウ理論の基本原則について書きます。
これを理解したうえで、次のステップに進んでいただきたい内容です。
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ダウ理論の6つの基本的原則
- 平均価格はすべての事象を盛り込む
- トレンドには3種類ある
- 主要トレンドは3段階からなる
- 平均は相互に確認されなければならない
- トレンドは出来高でも確認されなければならない
- トレンドは転換の明確なシグナルが発生するまで継続をする
この中で、特に重要な事柄について説明していくと、
主要トレンドは3段階からなる
トレンドは、先行期・追随期・利食い期と3つに分かれています
先行期
前のトレンドから転換した最初の動きで、天底を狙うタイミングになる。まだ明確なトレンド転換とはいえない状況。
追随期
トレンドの明確な転換を確認して、追随の注文が入るようなところ。明確な転換を確認しているので、多くの人が注文を入れるので価格が伸びやすいところ。
利食い期
価格がある程度伸びきったところ。天底で入った人たちが利食いを始めて価格の変動が緩やかになる時期。前回の高安値やフィボナッチで当たるようなところが意識されやすい。
と、まぁ文字だけで説明しても分かりづらいと思いますので、これを図にしてみると。。
図のように、先行期には直近の高安値を更新をしているものの動きは大きくなく、先行投資家の買いが主でそのまま上昇するのかどうか判断に迷うところです。
その後、追随期に明確な上昇がみられ多くの投資家が買いを入れて上昇していきます。
そして、利食い期に差し掛かると、先行投資家たちが利益確定を始めて動きが緩くなってきます。トレンドの終焉となります。
トレンドは転換の明確なシグナルが発生するまで継続する
上記の図を見てもらうと、①,②で直近の高安値を更新しています。加えて②を付ける際に下降トレンドラインをブレイクしています。
しかし、①-②間での直近高値を更新した場面(③のライン)ではこれが本当にトレンド転換したかどうかは判断に迷います。
しかし、その後②を付けた後に下降トレンドラインと前回高値の位置で反発をしていることから下降トレンドが終焉したと考えることが出来ます。(ここで大事なのは、ここで絶対にトレンド転換をすると考えることはできないということ)
その後、②の高値を超えて上昇に勢いがついてきていることからトレンドの転換が起きたと考えます。
ダウ理論におけるエントリーポイント
では、ダウ理論を使ってエントリーをするとしたらどのタイミングなのか。
上図は、先ほどのモノを拡大したものだと思ってください。
まず、少し挑戦的にエントリーをするのであれば、②の高値を付けた後のトレンドラインでの反発位置③の赤丸でロングエントリー。
確実に反転を確認してからであれば、③で反発をした後②を超えた位置でのロングエントリー。
どちらの場合も、損切位置は①の安値に設定していいと思います。
しかし、あくまでこれは「例えば」の話であって、このダウ理論だけ・チャート形状だけで判断するのはリスクが伴います。
ボクはここに移動平均線やMACD、そしてMTF(マルチタイムフレーム)を合わせて考えています。
その話はまた次回にでも…。
まずは、トレンドの転換が起きたときのチャートの形を過去のチャートから探してみてください。
自分のいつも見ている時間足でいいです。
そしてその形状を感覚として覚えておいてください。
きっと何かの役に立ちます。。。
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