NFTっていったい何者?

NFT
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どーもボクです\(^^)/

突然ですが、今何かと話題のNFT。

そもそもNFTとは何かということをみなさんはご存知でしょうか?

2021年3月、大手競売会社クリスティーズにて、デジタルアートのNFT『Everydays The First 5000 Days』約75億円で落札されたことにより一躍話題に上りました。

しかしながら、Twitterでアンケートを取ってみたところ、NFTってなに?という回答が全回答数から考えると約48%と予想以上に多い結果となりました。そして、興味はあるけどやっていないという方も多いですね。(おっぱいってなんやw)
投資に精通してるフォロワーさんが多い中でもこのような結果となっているのでブログをご覧の方も、「NFTってなんや?名前は知ってるけど詳しくは…」という人も多いと思います。

そこで、今回はそもそもNFTとはなに?と言うところに焦点を当てていきたいと思います。
まあ、ボクもまだ勉強中の身なので自分の確認も兼ねているので、至らないところはご了承くださいw

この記事で分かることは、

  • NFTとは何か?
  • NFTの用途
  • NFTの投資について

NFTとは何か?

NFTは『Non Fungible Token(ノン ファンジブル トークン)』の略で、『非代替トークン』と訳されます。

これは、代替することのできない唯一の存在であるデジタル資産であり、その管理をブロックチェーン技術を利用して行うことでデジタルデータであっても『唯一無二』のモノとして存在することが出来ます。

身近なものに例えると、サイン付きの絵画や鑑定書付きの貴金属なんかでしょうか。

そもそもトークンとは?

トークンとは、直訳すると『代用貨幣』となります。貨幣の代替えとなるもの。身近なものだと、商品券やカジノのチップなどでしょうか。
これが、ブロックチェーン上におけるトークンにははっきりとして定義はありませんが、ブロックチェーンを用いてある発行主体が交付する証券を指すことが多いです。
そのトークンには、ブロックチェーンを用いて現在の所有者を確認・証明することが出来ます。

代替トークンと非代替トークン

先ほど、NFTは非代替トークンといいましたが‘非’代替があるなら代替もありそうですよね。

代替トークンの代表例としては、ビットコインなどの暗号通貨(仮想通貨)が挙げられます。

自分が持っている1BTCと他の人が持っている1BTC。これはどちらも同じ価値を持っています。

しかし、非代替トークンのNFTは唯一無二のデータであり、そのデータには専用の識別子が与えられているので複製が簡単にできるデジタルデータであってもその存在は一つしか無く、そのデータ固有の価値が与えられるのです。

例えば、以前紹介したNFTサッカーゲームのSORAREで使用されるカード。

https://hanpen-shosinsha-fxtrade1212.info/sorare

このリオネル・メッシのカードは、左上を見ると100枚しか発行されておらず、そのうちの82番目のカードであることが分かります。そしてこのカードには固有のトークンIDが振り当てられていてこのカードが世界にこれ1枚しかないことが証明されています。

そして、同じメッシのカードでもシリアルNo.の違いで下図のように値段が大きく違ってきます。これが唯一無二の価値を与えられるNFTの特徴です。

NFTの3つの特徴

1.相互運用性

NFTの仕様が共通規格で定められているので、発行された時点から複数のウォレットやマーケットプレイス上で確認・利用をすることが出来る。

これは、あるプラットフォームで利用できるNFTを自分のウォレットに保管したり、違うプラットフォームにおいて利用することも可能になる。

2.取引可能性

NFTの所有者情報は、ブロックチェーン上に明記されていることから、所有者は自身のNFTを自由に移転することが可能になる。そして、ブロックチェーンを介してすべての所有者のデータが紐づき複製や偽造が出来ないために唯一無二の存在として資産価値を有するので、取引市場が成立する。

3.プログラマビリティ

NFTには様々な付加価値をそのデータ自体に持たせることが出来る。

例えば、画家が自身の絵画を画廊に販売して、その画廊が絵画を競売にかけた場合、競売によって画廊が得た利益は画家には入ってこない。また、最初の購入者が転売を行った場合にも画家には利益は入ってこない。

NFTの場合では、このように転々流通する際に画家に購入代金の一部が支払われるようなプログラムを絵画そのものに付与することが出来る。そうすることで、画家(製作者)は転売されるたびにインセンティブのような形で報酬を得ることが出来る。

これらの特徴を備えるために、最適な性質を備えているはイーサリアムブロックチェーン上で、現在ほとんどのNFTは発行され取引がなされている。

NFTの主要カテゴリ

NFTは様々な分野で利用がされています。

・アート
画家・アーティストが生み出すデジタルアートNFT(Rarible、Beepleなど)

・コレクティブ
CryptoPunksに代表される、主に収集を目的として希少性を持たせたNFT(CryptoPunks、Hashmasksなど)

・スポーツ
実在するスポーツ選手や実際のスポーツの試合などど関連させてスポーツの新しい楽しみ方を提供するNFT(Sorare、F1 Delta Timeなど)

・ゲーム
ブロックチェーンゲームなどの中で利用できるアイテムやキャラクターをNFT化したもの(CryptoSpells、My Crypto Heroes)

・メタバース
デジタル上の仮想空間の土地や、建物、アイテムをNFT化したもの(The SandBox、Decentralandなど)

そのほかにも、保険証券やドメイン、アカウントなんかもNFTとして存在し利用されています。

保険証券は分散型金融であるDeFiにおける事故やハッキング時に適応される保険をNFT化したもので、利用するDeFiサービスで被害にあったときに条件が成立すればブロックチェーン上で執行が可能となるという面白いものもあります。

入り口として入りやすいのは、ブロックチェーンゲームやデジタルアートNFTあたりでしょうか。
twitterのプロフィールアイコンをデジタルアートNFTにしている人なんかもいるようですね。

NFTの投資について

何度も言いますが、NFTは『非代替トークン』であり、その物の存在は唯一無二である。という事。

デジタルアートNFTの作成・売買

ピカソやゴッホなどの有名画家の絵画って高値で取引がされていますが、まれに『贋作』が出回っていたりします。そしてその贋作を、一般人が見分けるのって難しいと思いません?

そこで、NFTです。デジタルアートのNFTであれば発行者が明確になっているので、贋作が出回ることがほぼありません。そのためにその作品の希少性の保証を可能にしています。

そして、保有しているNFTアートをマーケットプレイスで販売すれば、売却益を得ることが出来ます。

自分で作成したアートNFTであれば、先に述べた購入代金の一部を得ることもできるので転売されれば転売されるほど利益を得ることが出来ます。

NFTの売買

NFTゲーム内のアイテムや土地、上に挙げているSorareなどでカードの売買で売却益を得る方法です。スポーツカードなどでは、これから活躍しそうなまだ無名な選手のNFTを早い段階に買っておいて、活躍したときに高値で販売したり、選手を知る楽しさもあります。

NFTゲームでレアアイテムや暗号資産を獲得する

ゲームのミッションをコンプリートすることで、アイテムや暗号資産を獲得できるものもあります。

『Sorare』では、高スコアを獲得し上位にランクインしたユーザーに、シーズン終了時にイーサリアムやレアカードなどの賞品が贈られます。

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また、メタバースの仮想空間内でキャラクターを操作して楽しむ『The Sandbox』ではLANDというゲーム内の土地を購入して開拓したり建物を建てたりとします。
ここでもアイテムや土地ももちろん売買が可能です。

NFT関連の暗号資産を購入

これは、NFTゲームやNFTプラットフォーム内で使用する専用の暗号資産があります。先ほどの『The Sandbox』では、『SAND』という暗号資産を発行していて、それを使用してゲームを進めるのですが、ゲームの認知度が上がればその暗号資産の価格も上がるのでこれを期待して、面白いゲームやプラットフォームを見つけて価格の安いうちに購入しておくという事もできます。

まとめ

いかがでしょうか?

少しはNFTというものがどんなものかわかってもらえたら嬉しいです。

NFTを購入・売買するためには、イーサリアムの購入やマーケットプレイスの利用が必要になります。

Coinchekでは暗号資産の購入と、独自のマーケットプレイスも存在しているため、手間が省けます。

仮想通貨取引所・販売所の口座開設|Coincheck(コインチェック)

それと、イーサリアム系ブロックチェーンの通貨やNFTを一括で管理できるソフトウェアウォレットも必要です。MetaMaskの開設も一緒におすすめします。

なお、A8のセルフバックで報酬のある暗号資産取引所やソフトウェアウォレットもあるので下記記事を参考に検索してみてください。種銭は細かく多く作りましょうw

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